ナイロン100℃「百年の秘密」を観て参りました!!
一人で舞台を観に行くのはおそらく十数年ぶり。
でも、半年くらい前に、同じ本多劇場でやった同じナイロン100℃の舞台を友人たちと観に行って勝手がわかっていたおかげで、あまり緊張せずに出かけることができました。
前回の観劇の話はこちら。
チケットをとった
友人たちは今回都合がつかないということだったので、今回は自分の都合にあわせて自分の分だけチケットをとりました。
前回使ったチケットサイトは何故か今回取り扱ってなかったので、新たに別のサイトで会員登録をする必要がありましたが、無事予定が空いてた日の最後の一枚をとることができました!
忘れないよう、数日前にコンビニへ行って交換してきました。
お昼を食べた
前回は下北沢在住の友人おススメのお店に行ったので悩む必要はありませんでした。
今回は自分の食べたいものを検索して、行ってきました。
土地勘がないので、地図を見てもよくわからなかったのですが、前回友人たちと歩いた道を手がかりにして、無事たどり着くことができました。
一人ランチはわりと慣れていますし、まだ他のお客さんがあまりいなかったので、落ち着いて美味しくいただけました。
ブラブラ歩いた
小心者なもので
「電車が遅れたら…」
「道に迷ったら…」
「お店が混んでたら…」
「料理の提供が遅かったら…」
と様々な心配をして、結構早目に行動してました。
電車も遅れなかったし、迷わなかったし、料理もすぐ出てきたので、開場まで中途半端に時間があいてしまいました。
なので、ちょっとブラブラ歩こうと思ったのですが…。
小さなお店にフラッと入るのが苦手なのです。
下北沢には色々と個性的なお店があって、面白そうだな~とは思うのですが、入っていく勇気が出ませんでした。
私、ブラブラ歩きには向いてない性格なのだと思います。
少し行くと大きな無印良品のショップがあったので、入って意味もなくぐるぐる見て回りました。
こういうとき、無印良品とか、ユニクロとか、どこにでもあるお店があるとホッとします。
「今行かなくても、いつでも行けるじゃん!」とは思うのですが、アウェイな場所で心細くなってる時には本当に心強い存在なのです。
そこでちょっとエネルギーが復活したので、改めて街をブラブラして、気になった雑貨屋さんに入ってぐるっと一周してきました。
ちょうど良い時間となったので劇場へ向かいました。
観てきました
着いたら受け付けも始まっていたので、並んで入りました。
最後の一枚だったので一番後の一番端でしたが、観にくいということもなく、また、一方が壁というのが私にとってはとても落ち着く環境でした。
時々劇場の外の機械音かな?というのが聞こえてきましたが、それほど気にならなかったです。
不安の種の休憩時間中のトイレ問題も、前回経験済みだったので焦ることなく行けました。
(今回は外には行きませんでしたが)
実は前日ものすごくお腹の調子が悪かったので不安だったのですが、当日はなんの問題もなく長丁場を乗りきることができました!
帰りは駅へ向かうっぽい人の波についていき、見たことのない改札口にたどり着き、帰って参りました。
百年の秘密
さて、百年の秘密。
観終わったときは泣きそうだったし、帰りの電車で思い返しながら何度も泣きそうになっていました。
なんだったら、オープニングで既に涙が込み上げていました。
プロジェクションマッピングで、主役の二人の様々な年代の画像か映し出されたのですが、話の内容はまだわからない状態でもなんだか泣けてきました。
ストーリーは時間を前後してあちこち飛ぶので、もしかして自分が見逃したり聞き逃していたりしたかもしれないのですが、終わったあとにいくつか疑問点も残りました。
何日か、その謎を引きずっていたので、本屋に行って戯曲本を買ってきました。
解決した点もありましたが、謎のままの部分もあり…でも明確に描かれていないということは、そこは自分の想像で埋めてしまって良いのかも。と思って、それからまた数日楽しませてもらいました。
ナイロンの役者さんの話し方とか、間とか、声とか大好きなので、そのイメージがまだ脳裏に残っているうちに本を読むと声が脳内で再生されているようで、映像で振り返るのとはまた別の楽しさがあります。
ケラリーノ・サンドロヴィッチII 百年の秘密/あれから (ハヤカワ演劇文庫) | ||||
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