行列が苦手なおばさんです。
テレビとかで美味しそうなお店見て「食べたいな～」とは思うのですが「並んでまではな～」と思ってしまいます。
先日子供とディズニーランドへ行ったときも「70分待ち」の看板を見て「うーん、40分までなら耐えられるけど…」とあきらめたアトラクションがいくつもありました。
会社の近くにタピオカティーのお店ができて、いつもすごい行列です。そのことを会社の人たちと話していたとき、若い女の子が「行列がちょうどいいんですよ」と言っていました。曰く、友達とおしゃべりしたいけど、カフェとか入ると結構高いしあまり長居はできない、でも行列に並んでいれば、並んでいる間ずっとおしゃべりできるし、最終的に美味しいもの食べて写真も撮れる。だから良いのだという意見を聞いて、なるほどーと目から鱗でした。その場では、でもそれは若いからできることであって、おばさんはすぐ座りたくなってしまうのよ…という年配女性の切実な訴えもありましたが。
(ちなみにそこのお店には、その後たまたま行列がないときに通りかかったので行くことができました)
まあそんなわけで、行列は避けて通る人生を送ってきたおばさんですが、先日なんと、一時間くらいもの行列に並んできました。友人が誘ってくれたお芝居を観に行くことになって、その前にお茶しようということになったので「ふわふわのパンケーキというものを食べてみたい」と言ってみたのです。
同意を得られたので、早速お店を調べて現地集合。着いたら予想通り長い行列でしたが、駅ビルの中にあるお店だったため暑かったり寒かったりということはなく。お店の外に結構な数の丸椅子が並べてあったので、足腰に不安のあるおばさんも安心して並ぶことができ。さらに半年ぶりに会う20年来の友人二人と一緒ということで話題が尽きることもなく。長時間の行列も全く苦痛に感じず、あぁ、これが会社の子が言ってたことかぁと実感しました。
ふわふわのパンケーキは思ってたよりも大きくてふわふわで美味しくて、大満足でした！
行列に並ぶには、気温と、椅子と、同行者が重要！
多分これからも積極的に行列に並ぶことはないと思いますが…なかなか良い体験だったなと思ったおばさんでした。
