コミュ障でめんどくさがりなおばさんが色々挑戦してみた

挑戦するまでのハードルが高いのでなかなか更新できない可能性大

コミュ障でめんどくさがりなおばさんがルミネでスカートを買ってみた

挑戦をご報告するひとつ目の記事がこれで、皆さんは「え、そんなこと」とお思いかもしれませんが、私にとってはかなり勇気のいる行動だったのでご報告させていただきます。

ちなみにこれは半年くらい前の話です。
元々記憶力が悪い私が半年も前のことをこと細かく覚えてるのは、それだけ大変なイベントだったからだと思います。

私の前に並んだハードルは次の4つ。

  • 服を買うこと
  • ルミネで買うこと
  • お値段が高いこと
  • 試着をすること

その時の状況


友達がルミネで服を見たいというのでついていきました。
友達は、これこれこういう服が欲しいと言っていたので、そういえば私はこれこれこういう服がいいなぁと思ってるんだけど、なかなか見つからないんだよね。という話をしました。
ちなみにどんな服かというと、ハチミツとクローバーの山田さんがはいているような形のスカートです。
地下から順番にお店を覗いていって、割りと上の方のお店でその運命のスカートと出会ったのでした。

第一のハードル【服を買うこと】

そもそも私は服を買うのが苦手です。
嫌いではないけど苦手です。
後で書くけど試着も苦手です。
お店の人に話しかけられるのもドキドキしてしまいます。
話しかけられなくても、いつ話しかけられるかとドキドキしてしまいます。
そうして焦ってしまって、気に入ったものがあってもそそくさと店を出てしまったり、逆にあまり考えずに買ってしまってタンスの肥やしにしてしまったりします。
母親からは「安物買いの銭失い」とよく言われます。
そういう苦手な気持ちがあるので、あんまりお店に服を買いに行くことはありません。
通販でゆっくり悩んで買う方が気が楽なのです。
今回は友達が一緒だったということで、このハードルはかなり低くなったと思います。


第二のハードル【ルミネで買うこと】

ルミネって、若い子向けという印象なのです。
結婚する前は、まぁ、そもそも服を買うのが苦手なので緊張はしていましたが、何度も買いにいってました。
しかし、おばさんになって、自分の場違い度をますます痛感するようになりました。
それも自意識過剰なんでしょうねぇ。
でもルミネの雑貨屋さんは好きでよく行きます。
レストランもよく利用してます。
洋服とかアクセサリーだと途端に緊張してしまいます。
このハードルについても今回は友達が一緒ということで、いくらか低くはなりました。
でもあくまでも「いくらか」
やっぱりドキドキしてしまって、ゆっくりショッピングを楽しむという心境ではありませんでした。

第三のハードル【お値段が高いこと】

普段は安いものしか買わない私。
プチプラと言えば聞こえがいいですが…。
見つけたそのスカートは普段「思いきって買っちゃえ!」と考える価格の倍くらい。
すぐに思い切れる額ではなく、ましてや服を買う予定もなかったものだから心の準備もお財布の準備もできていませんでした。
私の理想かつ憧れのスタイルというのは、高くて良質なものを少しだけ持って、大事に着ていくというスタイルです。
片付け本などでもよく書いてありますよね。
けれど実際の私は安いものを買って、手入れもろくにせず、よれよれになったけどもったいなくて捨てられず…。というあまりよろしくないパターンに陥っています。
今回、長く着ればいいんだ!元は十分とれる!と自分に言い聞かせてお値段のハードルを飛び越えました。
これをきっかけに理想のスタイルに近づけたらいいなー。
(半年たっても全く近づいていませんが…)

第四のハードル【試着をすること】

試着、ほんとに苦手…。
まず店員さんに「試着いいですか?」って聞くのにドキドキ。
試着してみてサイズがあわなかったらどうしようとドキドキ。
「いかがですかぁ?」と店員さんに聞かれたらどう答えればいいのかドキドキ。
無事着れたとして、友達にも見てもらおうと外に出たときに友達が遠くにいたらどうしようとドキドキ。
ドキドキポイントが多すぎます。
あと、小さいことですが、私は足のサイズが大きいので、試着室の外に置いてあるパンプスとかサンダルがたいてい小さくてはけないのが困りごとです。
デカ足!とか思われるんじゃないかと思ってしまって…これも自意識過剰ですね。

そういう訳なので、この時も価格を理由に「ウーン、いいんだけどな~でもな~」とウダウダしてたら友達が「試着してきなよ!」と背中を押してくれました。
しかも「これと一緒に着てみたら?」とニットも手渡されました。
「似合ってたら、ニットの方はもっと安くて似たようなのを探せばいいんだからさ」と。
高等テク!!

というわけで、勇気を出して店員さんに「試着いいですか?」と声をかけていざ試着室へ!
フェイスカバーとか人生で二度目だよ…。
(ちなみに一度目も同じ友達と出かけたときで、鏡の前で体に当てただけで買おうとしてた私に友達が「試着してきなよ!」と言ってくれたのでした。)

それはさておき、無事試着して、カーテンから顔を出したけど試着室がお店の奥に独立してる感じだったので友達は見つからず、焦りながら店員さんに「すみません、友達呼んできます」とかなんとか声をかけて探しに行きました。
店内で無事友達を見つけて、来てもらって、改めて鏡の前へ。
「いいね!」と言ってくれた上に「これ、パンプスとかあわせても可愛いですよね!」とか店員さんとのやり取りまでしてくれました。

後で聞いたところ、友達は、実は試着する前はあまり似合わないのではないかと思ってた。(今まで私が着たことない形だったので…)
でも私が悩んでるのを見て、だったら試着してみた方がいいと思った。
悩んでるだけで諦めるよりも、試着してみて気に入らない点があったという方が納得して諦めることができるから。
試着してみて気に入ったらそれからまた悩めばいいし。
と話してました。

実際試着したの見たら似合ってたよ!とも言ってくれました。
私も試着してみて、ああこれならいつもより高いお金を出す価値がある!と納得出来ました。
買うにしろ、諦めるにしろ、納得するためには試着は不可欠ですね。

試着、大事!
でもまだ苦手…。

挑戦してみてどうだったか

今回は友達と一緒だったというのが大きかったです。ありがとう!友よ!!
もう慣れて、一人でも緊張しないで買い物できちゃうよ!…とはまだいきません。

でも、試着に対しての考え方が変わりました。
あと、すごく気に入ったものを大事に使っていくという理想に一歩だけ近づけたかなと思います。

スカートを買った翌日、早速会社に着ていきました。
駅までの道のり、ふと下を見たらスカートがヒラヒラしてるのが目に入って、思わず嬉しくなってしまいました。
納得のいく買い物をすると、こんなに幸せなんだ~と思って、自分がそんな買い物をできたということで更に嬉しくなりました。
そういう嬉しさを、また体験したいなと思いました。

半年たった今、まだ再体験はできていませんが。
次にいくときはちょっとはハードル低くなってるかな。