色々事情があって、MRI 検査を受けてきました。初めての体験で、行く前はちょっぴり不安もあったので記録しておきます。
精密検査 #とは
超音波検査の結果「精密検査を受けてください」と言われた私が向かったのは、町のクリニックでした。そこで話をしたところ「ここでは同じく超音波検査しかできない。精密検査というからにはCTとかMRIが必要。そのためにはそういう設備のある大きな病院へ行くのを勧める」ということで、別の病院へ向かったのでした。
閉所恐怖症
MRI検査を受けることになったとき、先生から確認されたことが２つありました。
１つは「狭いところは大丈夫ですか？」ということ。「大丈夫です！」と即答したのですが、後から不安になってきました。
狭いところは大丈夫だと思っているけど、それは狭いところに入った経験がないからなのでは…？
なんとなくの知識で、かまぼこ型の機械の中に横たわることは想像できます。今までそんな狭いところに入ったことがあっただろうかと考えてみましたが記憶にありません。
別の記事に書きましたが、私はパニック障害があります。今は運転のときだけ不安が出てきますが、以前は歯医者で仰向けになってるときや暗い映画館で、不安になってつばが飲み込めなくなることがありました。もしかしたら実は狭いところも苦手かもしれない…と思って、ちょうどその薬をメンタルクリニックへもらいに行く予定だったので、ついでに先生に聞いてみました。
先生によると、お腹のMRI だったらもしかしたら首から下のものかもしれない。(結果的には頭まで入るタイプだったのですが)心配だったら頓服を飲んで行けば大丈夫。とのことでした。ので、当日は頓服を飲んでから病院へ向かいました。
金属
MRI 検査を受けるときの確認事項２つ目は「外せない金属はありますか？」ということ。手術で金属を埋め込んだりしたことはないですか？ということです。あと、事前に看護師さんが「金属はダメなので、あの、金属のないタイプのだったら着替えなくてもいいので…あ、でもロッカーで着替えることもできます」と説明してくれました。人がいっぱいいる待合室だったので言葉をぼかしてくれたのだと思いますが、要するに、ブラのホックもダメだから、最初からブラトップとかにしとけば着替えなくていいから楽だよ。と受け取りました。
というわけで、当日はブラトップの上にカットソー。部分入れ歯は金属を使っているのであらかじめ外していきました。あと結婚指輪も外して家に置いてきました。
下はウエストゴムのレギンス。検査前に「ファスナーとかベルトとかの金属はないですか？」ときかれ「念のため見せてください」ということでトップスの裾をめくって見せました。よく考えたら、ベルトループとかポケットのところに小さい鋲みたいのがついているパターンもありますものね。そういうのもダメなんだろうな。
あと、私には関係ありませんでしたが、カラーコンタクトやアイメイクもダメらしいです。私自身はハードコンタクトなので当てはまらないのですが、念のためコンタクトケースと眼鏡を持っていきました。(使いませんでした)
前述のとおり、入れ歯はあらかじめ外して行ったのですが病院についてから「そういえば銀歯は…？」と気が付きました。銀歯も多分金属なはず。検査技師さんに聞いたところ「外せないものはそのままでいいです」とのことでした。
そして、直前になって「マスクのワイヤーは？」と気が付きました。これも金属なはず。こちらも聞いてみたところ「部屋に行ってから外してもらうので大丈夫です」とのことでした。
検査の準備
荷物をロッカーに入れ支度が済んだら検査室へ行きます。棚にマスクとロッカーの鍵を置いて、MRIの機械に腰掛けます。そこでまずなんかの水を飲みます。あれはなんの水でしょう？バリウムよりははるかに飲みやすいですが、量が結構あったので喉につかえないようゆっくり飲みました。
それから仰向けに寝て、お腹の上になんか重いクッションのようなものを乗せます。あと、ベルトで体の固定もしたかな？手は両脇にだらんと置く感じ。それからヘッドホンをつけてもらっていざ、検査開始です。
検査中
ヘッドホンからはイージーリスニング系の優しい曲が流れていたのですが、それ以上に大きな音で「ガーガッ」と機械の音がしていました。ヘッドホンがなかったらもっとうるさかったと思います。
あと、検査中はずっと目を閉じていたのですが「せっかくの体験だから見ておかなければ！」と思って少し目を開けてみました。天井か想像以上に近くにあり圧迫感を感じたので慌ててまた目を閉じました。
検査は１０分程度で終わったと思います。
会計は病院によって変わってくると思うのですが、一万円はいかなかったてす。
というわけでMRI 検査は終わったのでした。
無事終わって良かった！
