コミュ障でめんどくさがりなおばさんが色々挑戦してみた

挑戦するまでのハードルが高いのでなかなか更新できない可能性大

コミュ障でめんどくさがりなおばさんが学校の懇親会行ってみた

少し前のお話です。

 

下の子の学年の懇親会があったので行ってきました。

出欠席は自由なので行かないという選択もあったのですが。

このブログのきっかけでもある「とりあえず頑張って行ってみる」という気持ちがあったのと、以前友達が「こういうの、自分が企画する側だったときは来てもらえると嬉しいから、なるべく行くようにしている」って話しているのを聞いて、なるほどーと思ったので、行ってきました。

懇親会は夜でした。下の子の学年に知り合いのママさんがいないわけではないのですが、友人というような付き合いをしている人はおらず、誰が行くのかもわからず、一人で会場に向かいました。

 

会場について受付を済ませると、クラスごとに分かれてテーブルを囲むようになっていました。自分のクラスのところに行くと知らない方が一人座っていただけだったので「お隣いいですか?」と声をかけて座りました。ここまでは良かったのです。そのあと会場の後ろのほうに荷物置き場があったので、そこに荷物を置いて戻ってきたら、私が座っていた席のところに立って、最初にいた人とお話ししている人がいました。椅子を引き出して座ればその人とぶつかってしまうし、かといってわざわざお話をさえぎって座るのもどうかと思って、結局一つ間を開けて座ってしまいました。

お話が終わったタイミングで一応「すみません、一つ空いてしまいました」と声をかけました。相手の人は「いいですよ」と言ってくれて、ちょうどドアを入ってきた知り合いらしい人に「○○さーん、ここ空いてるよー」と声をかけていたので、ちょうど良かったのかもしれません。

結局右隣りも向いも斜め向かいも知らない人ばかりでした。左隣りには先生が来ると知らされました。同じクラスの島に顔見知りの人もいたのですが、遠いところにいて声が届かない距離です。一応目が合った時に手を振りました。

司会の人の挨拶や、先生たちから一言などがあって、お弁当の時間になりました。先生が隣にきて、ご挨拶しました。先生とは子どもの話で一応間は持ちました。でもずっと二人で話しているのも申し訳ないので、一区切りついたところで向かいの方たちに「先生になにか聞きたいことある?」と話を振ってみました。しばらくその周辺の輪に混ざって話を聞き、先生を挟んで向こう側の人たちの話もどうにか聞き取れたので、ふんふんとうなずいたりしていました。でもだんだん周りがにぎやかになってきて、島の端っこの人の声は聞こえなくなったので、話に混ざるのをあきらめました。先生と反対側のほうを見てみたらこちらも島の端っこの人の話を聞いているところらしく、なんの話題なのか全くわかりません。

 

ちょうど、私を境にして、島は真っ二つに分かれていたのです。そして私はどちらにも入りそびれてしまったのです。

 

あー、地獄だーと思いました。とりあえず目の前のお弁当を食べることに集中し、意味もなくペットボトルのふたをあけ、ちょっと飲んでふたを閉め、またふたをあけて飲んだりしていました。お弁当があって本当に良かったなどとどうでもいいことを考えていました。

 

多分時間にしたら10分くらいだったと思うのですが、その間は本当に苦痛でした。しばらくしたら、向かいの人が話を振ってくれて、お話しすることができました。そしたら学校で下の子と仲良くしてくれている子のママさんだということがわかったりしました。

そうこうしているうちにお開きの時間となり、荷物をまとめてコートを着ました。会を企画した役員さんにありがとうございました、お疲れ様と声をかけたら、朝の電車で時々見かけると言われました。私の方は全く気づいていなかったので、自分が周囲を見ずに生活しているのだということを改めて痛感しました。そしてまた一人でとぼとぼと会場を後にしたのでした。

 

そんなわけで、まあ、思わず地獄だと思ってしまった会でしたが、振り返ればそれはほんの10分足らずのことで、その他は概ね楽しかったです。

プラマイゼロと言ったところでしょうか。