普段、行列は避けて通るおばさんです。
行列の先の「美味しいもの」とか「楽しいもの」とかは興味あるのですが、並ぶのがめんどくさくてですね…。
だから行動範囲が広がらないのですがね…。
しかし!先日意を決して行列に並んでみました!
関西の某豚まん屋さんが東京の某百貨店の催事に出店していたのです。
仕事帰りに寄ってみてまっすぐそのお店を目指しました。その時点で10人ほど並んでいるのが見えました。
まぁ、そのくらいなら…と思って列を辿っていくと、途中で通路のために間が空いてただけで、更に行列が続いていました。
更に列を辿っていくと、催事場の外に出てしまいました。
一瞬、このまま催事場の中に戻って、他のお店で何か美味しいものを買って帰ろうか…と思ったのですが、せっかくここまで来たのだからと思い直してまた行列の最後尾を目指しました。
最後尾に並んだところで、他の人が「どのくらい並びます?」と聞いているのが聞こえました。1時間くらいとのことでした。
それから10分ほど経ったら「1時間半くらい」に変わっていました。
並んでる間はスマホのゲームをしていたので、そんなに辛さは感じませんでした。
立ち続けるのは運動不足の身にはちょっと辛かったですが。
だんだん売り場に近づいていくワクワク感と「○○、残り10個でーす!」「■■ただいま売り切れましたー!」という声を聞くドキドキ感は、行列ならではかもしれませんね。
一つ、売り切れで買えないものもありましたが、概ね目的のものを買えて満足でした。
時計を確認すると並んでた時間は約40分、予想よりも早く買えたのもお得感がありました。
家までの帰り道、てくてく歩いてるときも、何となく幸福感に包まれていました。
自分には並んでまでも欲しいものがあるんだ。
そして、それをちゃんと買えて、これから家族と食べるんだ。
行列は大変だけど最後まで頑張って並べたのだ(大げさ…)。
行列に並ぶのって、そんなプラスアルファを得られるものなのだなぁと、感じました。
行列に並んでいる人が、皆そう思ってるのかは知らないけど…。
家では「お母さん、一時間も並んできたんだからね!」と恩着せがましく多少盛ってから食べました。
もちろん、美味しかったです!